3. レイキヒーリングと宇宙エネルギーについて（3）

私はレイキとは何か特別の「レイキ（霊気）」という存在があるのではなく、宇宙エネルギーそのもののことを表しているのだと思っています。

レイキのことを他の名前で呼んで使っている方もいらっしゃることでしょう。

レイキ（宇宙エネルギー）の出るエネルギーグッズのような製品もあるかと思います。

レイキヒーリングに関してはシンボルとマントラを通してレイキとつながる方法が臼井先生に降ろされましたが、他の方法で宇宙エネルギーとつながる方法が降ろされているところもあるでしょう。

私はアチューンメントを自分自身でエネルギーを整える方法で伝えていますが、

どの段階でアチューンメントをとらえるかにより方法は異なってくると思います。

チャクラではなくオーラに働きかける方法もあることでしょうし、何も手をかけずにレイキヒーリングができるようになる場合もあることでしょう。

伝わり方はいろいろあると思います。

私の場合はチャクラが接点となったのでチャクラを媒介したアチューンメントを行っているのだと思っていただいても構わないでしょう。

レイキヒーリングとしての特徴をあげれば、誰でも簡単に宇宙のエネルギーにつながれることと、瞑想により心の状態などを知り、自分で心の整理をしていけることにあると思います。

「自分の心と体に直接宇宙エネルギーを流せること」

これが最大の特徴であり、利点でもあると思います。

二年ほどの間にここに書いたような変化をしてきたために、人からある種特別な人間だと思われがちになってきました。

でも私は自分のことをそう思っているわけではありません。

なぜこのような変化が生じたかというと、それは単に自分の心の整理をしてきたからだと思っています。

もちろん体質的なことがないわけではありません。

しかし、人間はもともと自然の一部の存在であり、五感では感じ取れないようなものも読み取れる能力を持っているのです。

現状としてはそれぞれの体質の違いもあるでしょうが、基本的に誰もが有している能力が現代の社会生活の中で閉ざされてしまい、分からなくなってしまっているだけなのです。

私について言えば、瞑想などを通して心の整理をしてきたことで五感では感じ取れない波動をキャッチできるようになり、ここに書いてきたような体験をしたのだと思います。

もし心の整理をせずに霊能力を得ようなどと思っていたらこのような変化は起こらずに他の方向に歩んでいたことでしょう。

知人のあるレイキティーチャーの方は、一緒に学んでいる仲間がレイキの瞑想でいろいろと感じられるのに自分だけ詳しく感じることはできず、自分のヒーリングは効果が小さいものと思ってしまっていたそうです。

でもそういった自己限定をはずし、心の整理をしていくことで大きく変わったようです。

他のヒーリングセッションに頼らずに自分で歩み始めると同時に、瞑想で感じ取れるものも飛躍的に詳しくなっていったそうです。

人間に本来備わっている回路を開くためには必ずしもものすごく特別な、特殊な方法が必要なわけではないのだと思います。

単に地道な方法を毎日繰り返していくだけだと思います。

私が行ったのもそれだけでした。

強いてあげれば、覚醒めたいという思いと愛ある行為を人に行いたいという思いが原動力になり動き続けてきたということでしょうか。

それがレイキとピッタリ合わさって宇宙の中心と自分が一体化し、エネルギーが流れるとともに多くの気づきをもたらしたのだと思います。

ヒーリングは本来人に対して行うより自分に対して行うほうが大事だと思います。

人に施して商売にしようと考える前に、自分をヒーリングして整えていくことと、人をヒーリングした場合はそこから自分は何を学ばせてもらったのかを見ることが大切だと思います。

教える・教わるという関係も、癒す・癒されるという関係も、単にひとつの事象を互いに反対側の立場から体験しているだけに過ぎないと思えば、相手と自分は相対する関係ではなく同時に学んでいるのだと思え、一体感を得られることでしょう。

一番大切なのは外側の出来事を追い求めるのではなく、内側にあるものを自らが表していくことだと思います。